トルナーレについて

about tornare

「トルナーレ日本橋浜町」は、1988年(昭和63年)に100名を超える権利者により『住み続け、働き続けられるまちづくり』の実現をめざし再開発活動がスタートしました。以後10数年の時を経て、2005年(平成17年)8月、住宅・業務・商業を兼ね備えた複合施設として完成しました。

「トルナーレ日本橋浜町」は、住宅558戸を有する47階建ての住宅棟、18階建てのオフィス棟とともに、低層1~2階には大手スーパーをはじめとした各種物販・レストラン街のほか、保育園、中央区の高齢者トレーニングルーム、歯科・内科のクリニック等の福祉及び医療系施設も誘致され、緑あふれる緑道の整備と合わせ、地域の住民の方々にも喜んでいただいています。

「トルナーレ」とは、イタリア語で「帰る・帰ってくる」という意味です。ここの施設を訪れた人たちが、また帰って来たくなるような人々に愛される街に発展することを願って名づけられました。

まちづくりの歩み

1988年(昭和63年) 9 日本橋人形町・浜町河岸地区まちづくり協議会発足
1992年(平成04年) 3 再開発地区計画都市計画決定
1996年(平成08年) 2 再開発準備組合設立
1999年(平成11年) 8 再開発事業都市計画決定告示
2001年(平成13年) 2 「日本橋浜町三丁目西部地区再開発組合」設立
2002年(平成14年) 8 除去・解体工事着工
2003年(平成15年) 2 施設建築物建設工事着工
2005年(平成17年) 8 「トルナーレ日本橋浜町」竣工

当地区は、東京駅から2kmという都心に位置し、新大橋通りと清洲橋通りの交差点に面する位置にあります。徒歩圏内には地下鉄4路線の駅が整備され、首都高速道路浜町ランプにも近接する、交通利便性の高い地区です。
既存の人形町の商業集積、明治座、水天宮周辺に加え、「第4」の地域拠点としてさらなる広がりをもたらす位置付けにあり、大規模な再開発と下町の雰囲気を持つ複合住宅地区として誕生したことにより、再開発区域のみならず周辺区域の活性化という波及効果がもたらされました。

再開発前
再開発前の日本橋浜町三丁目西部地区
開発後
新大橋通り上空より見るトルナーレ日本橋浜町と周辺地域

住む・働く・集うの要素が調和した街づくり

都心で快適に集う。浜町のもつ賑わいとポテンシャルをさらに活性化。老若男女がここに集う

1階は大型スーパーを中心にその周囲にコーヒーショップ、ラーメン店、薬局、パティスリー、クリーニング店等の専門店を配置。2階はファミリーレストラン、イタリアンレストラン、中華料理店等のレストラン街が並び、それらの前面には皆さんがゆったりとくつろげる広々としたウッドデッキテラスが広がっています。

都心で快適に住む

百年をこえる建物寿命に対応できる高耐久の構造と、558戸のコミュニティ空間を計画。超高層住宅として、より快適で機能性・安全性の高い住宅を実現するため、全体を8層毎に分節し、全体を大きく5つのユニットで構成する、特殊フレーム構造を採用。より居住性、更新性の高い住環境を実現しました。

都心で快適に働く

2層吹抜けによる開放感を演出するエントランスホールと、機能性を重視した最新のオフィス空間。建築・構造・設備において最新の技術を導入。すぐれた耐震性能と高セキュリティをあわせもつ快適なオフィスを実現しました。建物の内外には斬新で印象的なアート・モニュメントが配置されています